2012年03月07日

注目のマト

関西学生春季室内選手権が3月3日(土)、大阪・長吉プールで開催されました。
本学からは全員が出場しましたが、全54種目中ベスト更新はわずか2種目と、寂しい結果となりました。
練習の取り組み方はもちろん、生活の隅々に至るまで見直さなければ、目標の達成は困難であることを、皆が再認識したと思います。

そんな中、孤軍奮闘した選手がいます。
2年生の山本麻利(まと)です。
50、100FRでベストを更新し、いずれも大会新記録で優勝しました。
ターンの浮き上がりで失速したため、残念ながらJAPAN、JAPANOPENの標準記録は突破できませんでしたが、泳ぎのキレは非常によかったと思います。
地道なトレーニングの積み重ねによる筋力アップと体幹の安定が奏功し、これまで以上にスピードが出るようになりました。
まだまだ上にいけるはずです。
今季の注目の的、です。

1年生の森芳も、ベストには届かなかったものの、魅せてくれました。
1500FRでチーム待望のJAPAN突破を果たしてくれたのです。
1450Mの時点では、ダメかと思いましたが、ラスト50Mを27秒3でカバーし、目標を達成しました。
昇り調子のようなので、この勢いでチームも牽引してほしいと思います。

今週末は4年生の追いコンが梅田で開催されます。
今年はどんな話が聞けるのか。
楽しみでもあり、寂しくもあります。
posted by KGUSTスタッフ at 00:03| スタッフ(今村)より

2012年01月16日

登竜門

新年最初の公式戦「兵庫県短水路選手権」が1月14、15日の両日、尼崎スポーツの森で開催されました。
定期試験期間中のため、これまでは出場を見送っておりましたが、地元・兵庫の冬場のメーン試合であり、予選・決勝と1日に2度泳ぐ機会が与えられるため、いい経験が積めると考え、今年から参加することにしました。
結果はすでにホームページに掲載しておりますので、ここでは要点のみご紹介いたします。

今回の一番槍は、文句なしに2年生の出井です。
100、200M個人メドレーに出場し、いずれもベストを更新しました。
特に200では予選から果敢に攻め、決勝で見事ジャパンオープンを突破。
平谷、森芳に続き、オープン出場権を獲得しました。
次は日本選手権の標準を超えてほしいと思います。

今大会は、泳ぎこみの疲れが残っているのか、ベスト率は16.3%と低く、苦戦しました。
そんな中、出井のほかにベストを更新した亀谷と世良(ともに200FR)、山本(麻、100FR)を擁する2年生が頑張ったと思います。
樋口、前家、永岡(いずれも1年生)もベストを更新しましたが、3人の実力を鑑みれば、本来の実力はもっと高いはずなので、今回は2年生に軍配を上げることにしました。
次回の雪辱を期待します。

3年生は?
「竜が沼の淵に潜むのは、何のため。時期を待ち天に昇らんがため」ですか?
辰年になりました。
JAPANは強豪校と伍していくための登竜門です。
そろそろ出番です。
posted by KGUSTスタッフ at 22:01| スタッフ(今村)より

2011年12月05日

“カメ”が“ウサギ”になりました

新チームで臨む初の公式戦・関西学生冬季公認記録会が4日、京都アクアリーナで開催されました。
個々の結果はホームページに掲載しておりますので、ご覧いただければ幸いです。
数字上は、ベスト更新種目数が全55種目中7種目(ベスト率12.7%)、日本選手権突破者はゼロ、ジャパンオープン突破が森芳の400FRだけという、さびしい結果となりました。
10月中旬から始まった本格的な泳ぎこみの最中での試合でもあり、ある程度止むを得ないところですが、先のワールドカップをみて、もう少しベストが出てもよかったかなと反省しています。
終礼で大西トレーナーから話があったように、身体のケアもトレーニングの一環。毎週木曜日のクリニックを活用しながら、さらにもう一段、意識を高めてほしいと思います。

そんな中、光るレースもありました。
まずは、短距離種目でベストを更新した山本(麻)です。身体がまだきれていない中での好記録は、本人も自信につながったと思います。
同じ2年生の竹下も200バタでベストを3秒更新しました。泳ぎは確実によくなっており、100も自己ベストに迫ってきました。今後の活躍が楽しみです。
大森、今別府、豕瀬の各3年生も200でそれぞれベストを更新。練習の方向性は間違っていないことを確認できたと思います。
中村、那須野(ともに3年生)は前半から果敢に攻めるレースを展開。スピード持久力をさらに磨いて、次は日本選手権の標準記録を突破したいところです。
1年生の森は50FRでベストタイ記録。ダイナミックなストロークを生かし、スタートとターン、そして練習時から下半身への意識を改善すれば、日本選手権に何とか手が届きそうです。
森芳はJAPANに向けて視界良好。カップ麺は卒業して、とにかくやせよう……。

さて、とりは200FRで3年ぶりにベストを更新した、2年生の亀谷です。
入学以来、浮揚感のある泳ぎは鳴りを潜め、傍目にはのろのろと道草を食っているように見えることもありました。
ただ、“カメ”の道草には学業が多分に含まれており、その効果は夏ごろから徐々に水泳にも波及してきました。
最近は、キャッチがスムーズになり、練習中のタイムも上がってきていたので、本人も今大会に向けて期するものがあったと思います。
午前中の100FRは、スタンドから見ていて、ずっこけそうになりましたが、午後からの200FRは実に爽快な泳ぎを見せてくれました。
“カメ”は苦悶の年月を経て、ようやく甲羅を脱ぎ捨て、“ウサギ”になりました。
卯年はもうすぐ終わりますが、新生・亀谷はこれから始まります。
あとは油断して、また元のカメに追い越されないように見守るだけでよさそうです。
posted by KGUSTスタッフ at 23:38| スタッフ(今村)より

2011年11月14日

“ENDO”と“HIRAHARA”

競泳のワールドカップ東京大会が先週末、辰巳国際水泳場で開催されました。
大会には、北島康介選手やイアン・ソープ選手ら国内外のトップ選手が多数出場。テレビカメラが10台以上軒を連ねるなど、華やかな舞台が演出されました。
本学からは、4年生の遠藤と平原、3年生の中村の計3名が出場。遠藤が泳いだ初日は、勤務のため観戦できませんでしたが、二日目の平原と中村のレースは見ることができました。
3名の結果は、残念ながら、自己ベストには届きませんでしたが、4年生の二人はベストに迫る好タイム、中村も次回への布石を打つ良い経験を積むことができました。
遠藤と平原は、今大会で競技生活にピリオドを打ちます。(たぶん)
FINAのホームページに二人の名前が英語で標記され、所属もJPNとなっているのを見て、
改めて両人の歩んだ軌跡に感服しました。

1年生の秋にマネージャーから選手に転じた遠藤。全国未経験で1年生の秋から入部した平原。
ともに全くの無名選手が不断の努力と卓越した研究力で“ENDO”、“HIRAHARA”へとそれぞれ進化を遂げました。
この通信でも何度かご紹介しましたが、その活躍ぶりはまさに痛快の極み。チームに勇気を与えてくれたと思います。

レース後、遠藤が感想を寄せてくれましたので、その一部をご紹介します。

「会場では、全国大会とは異なる雰囲気をさまざまなところで感じることが出来ました。召集所やプールでは英語が飛び交い、体格の差や泳ぎの大きさ、テクニックと、世界の強豪達の強さを少し学べた気がします。本当に良い経験をすることが出来ました。ありがとうございました。
ただ恥ずかしながら、レースを終えた直後、いつもの癖で次の試合ではこうしよう!と課題を見つけ、生かそうとしている自分がいました。引退し、また今回の試合を通じて、後輩には、やはり今ある時間を本当に大切にしてほしいと強く思いました。限りある時間の中で、その時間を意識しながら努力出来る人が本当に強くなれるのだと思います。後でやろう!ではなく、今日やろう!という繰り返しが力になるのだと。
偉そうなことを言いましたが、現役の時は私も本当の意味で時間の重要性を理解していなかったかもしれません。引退して日々の当たり前が当たり前ではなかったのだとひしひしと感じています。
最後に、今回の試合では(クラブを)引退したにも関わらずKGUSTに非常に多くサポートをしていただきました。本当にありがとうございました。」


4年間、お疲れ様でした。
posted by KGUSTスタッフ at 23:48| スタッフ(今村)より

2011年10月15日

勇気、落ち着き、知恵

新チームが発足し、はや2週間が経ちました。
徐々に練習も厳しさを増し、部員の顔にも疲労感が漂い始めてきました。
発足時の全体ミーティングでは、内藤監督が関西学院大学の理念とモットーを説き、皆で建学の精神を再確認しました。
その1週間後には、部長の岡田太志先生に登壇いただき、レクチャーを受けました。
岡田先生の講話は毎回、感銘を受けることが多く、今回もチームの士気を高めるのに格好のお話をしていただきました。
その中で私が特に印象に残ったのが、神学者ラインホルト・ニーバーの祈りの言葉で、次のような内容です。

神よ、
変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えてください。
変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの落ち着きを与えてください。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見極める知恵を与えてください。

現役生もそれぞれ共感するところがあったのではないでしょうか。
関西学院は米国人宣教師が創立したキリスト教主義の学校ですから、先生方のお話の中にも、随所に聖書やキリスト教関連の言葉が盛り込まれています。
実際には、学生、卒業生の大半がクリスチャンではありませんが、4年間の学生生活の中で何となくキリスト教の恩恵を受け、社会へと巣立っていきます。
水上競技部のOB、OGの皆さんもそうではないかと思います。

さて、今年の「水の祭典」(水上競技部OB・OG・現役交流会)ですが、11月26日(土)に西宮上ヶ原キャンパス・大学プールと関西学院会館で開催します。
近日中に現役から案内状が届くと思いますので、皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。お待ちしております。

【追伸】
関西学院大学と朝日新聞社がタイアップした雑誌『関西学院大学 by AERA』が同社から好評発売中です。私の師匠と元同僚らの力作で、関学の魅力が満載となっています。現在、品切れ状態が目立ってきたとのことですが、ぜひお買い求めいただければ幸いです。
詳細はhttp://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_004266.htmlをご覧ください。
posted by KGUSTスタッフ at 20:17| スタッフ(今村)より

2011年09月06日

粉骨砕身

インカレが終わり、今年も4年生が引退しました。
毎年、今大会ではさまざまな人間模様が繰り広げられますが、今年も学生スポーツらしい感動的な場面と幾度も出合うことができました。
個々のレース結果はホームページをご覧いただくとして、思いつくままにインカレ・ダイジェストを紹介させていただきます。

@遠藤(文4)、女子50FRでB決勝進出、26秒25の関学新で13位
マネジャーで入部した遠藤が26秒前半で泳ぐ一流選手へと進化を遂げました。メドレーリレーでは56秒72で泳ぎました。偉大な小林真衣先輩の記録も超えました。学連も4年間務めてくれました。就活もきちんとやり遂げました。スーパーウーマンです。

A樋口(社1)、リレー3種目などで大車輪の活躍
1年生ながら400、800リレー、400メドレーとリレー3種目で力泳してくれました。個人でも100FRで51秒43と惜しくも補欠に甘んじましたが、ハイレベルの記録を残してくれました。見かけによらずタフなので、この先が楽しみです。

B女子400メドレーリレーでB決勝進出
田部井・平原・小林・遠藤のオーダーで創部史上初の女子リレー種目B決勝進出を果たしてくれました。記録は4分16秒53の関学新記録。過去の偉大な先輩方の記録を約4秒更新しました。

C4年生、渾身の力泳
田島(文4)が100BA、藤原(文4)が200IM、山本譲(商4)が100BR、縄田(人4)が100、200BA、遠藤(文4)が50、100FR、平原(商4)が200IMでそれぞれベスト更新。引退レースでのベスト樹立は誰もが願うところですが、現実はそううまくはいきません。よくやったと思います。ベストには届きませんでしたが、久米(社4)、松本(人4)、清田(商4)、木村(人4)、時枝(社4)も渾身の力泳を見せてくれました。近藤(社4)、長谷川(文4)、野崎(文4)も縁の下からチームを支えてくれました。ありがとう。

D男子でリレー2種目、B決勝進出
400、800リレーと、久しぶりにリレーで複数種目のB決勝進出を果たしました。特に最後の800リレーは予選よりもタイムをあげることができ、頼もしく感じました。樋口、森芳、前家の1年生トリオは本当にタフです。

E次代の関学女子を担う山本麻(社2)、好タイムでベスト更新
50FRを27秒18、100FR(リレー1泳)を58秒07の好記録で泳いでくれました。遠藤、平原の後継者として、ますます期待が集まるところです。

Fおまけ:「お〜い、中村くん」
ミドルのエース、中村(社3)は初日、二日目と絶不調でした。おかげで最終日の800リレーのメンバー選出は近年で最も悩みました。「最後はエースで締めくくらんとあかんのや!」と思い起用。予想以上の復活を見せてくれて、安堵しました。来年は初日からエンジン全開でお願いしますね…。

以上、駆け足で今年のインカレをご紹介しました。他にもグッドレースはありましたが、書ききれません。ご容赦ください。

時折、母校に身を転じた自分の生き方が正しかったのか、自問することがあります。
特に世界を股に掛けて活躍する昔の職場仲間と飲んだときなどは、未練が襲ってきます。
そんな愚かな自分を救ってくれるのが、いつも決まって学生たち、とりわけ粉骨砕身してチームのために尽くす4年生です。

1年生で入部したときは、「大丈夫か、こいつ」。
2年生で、「おっ、ちゃんと成長しとるやないか」。
3年生で、「りりしくなってきた、すばらしい」。
4年生では、「いろいろ教えてくれて、ありがとう」。

今季もすばらしい4年生が部を牽引してくれました。
半年間の静養後、それぞれのネクストステージへと旅立ちます。
OB・OGの皆様、11月の水の祭典にはぜひご来場のうえ、彼らを労ってやってください。
お待ちしております。

(追伸)
春先からしばらく季節外れの「冬眠」をしておりましたので、更新を控えておりました。申し訳ありませんでした。インカレを契機に目覚めることにします。
posted by KGUSTスタッフ at 22:14| スタッフ(今村)より

2011年02月01日

「竹下裕之奨学金」設立

昨年お亡くなりになった竹下裕之コーチのご遺言により、ご遺族の方から先般、水上競技部にご寄付をいただきました。
ご遺言には、毎年1名(該当者なしの場合あり、複数名も可)、「学力及び人格に優れた学生」に奨学金を支給してほしいと記載されてあり、該当者には「いつか必ず社会に貢献できる人間になって下さい」と伝えてから渡すようにと追記されていました。
加えて、本奨学基金は今村が管理し、他人には一切触れさせないことと明記されていましたので、私が責任をもって管理することにし、ご遺族とは年1回、使用実績を報告することで同意を得ました。

これまで自分ほどこのクラブを愛し、行動している者はいないと勝手に自負しておりましたが、竹下コーチの遺言書を拝読して、自らの愚かさを痛切に感じました。
誠に恥ずかしい限りです。

奨学生の選定にあたっては、竹下コーチのご遺志を踏みにじらないよう、内藤監督ともよく相談し、厳正に決めてまいります。
まずはOB・OG各位に奨学金の設立をご報告いたします。
posted by KGUSTスタッフ at 23:01| スタッフ(今村)より

2010年12月10日

初レース

新チーム初の公式戦が5日、京都アクアリーナで開催されました。
10月から始動し、最初の1ヶ月は主に1年間の土台作り、11月から本格的な有酸素トレーニングへと移行し、日を重ねるごとに強度を増してきました。
そのため本レースは事前に練習量・質とも落とすことなく臨むことになりました。
その中で9つのベスト記録が出たことは、まずまずの結果であったと思います。
特に日本短水路標準を突破した遠藤(50Fr)、ベストを2秒以上更新した一ツ矢(200Fr)の2名が目立ちました。
また、平谷、文野、世良、大和、山本(譲)も専門種目でそれぞれベストを更新し、次に弾みをつけてくれました。
他にもベストこそ出ませんでしたが、日々のトレーニングのテーマを理解し、それを生かしたレース選択、レース展開をしてくれた選手も複数いました。
ただ、内藤監督も試合後のミーティングで話されていましたが、試合の主旨を把握しきれなかった選手がいたことは残念です。
やはりこの時期はトレーニングの達成度を確認する意味でも、ストローカーであれば50よりも200を選択した方がよかったのではないかと思います。

さて、OB・OG交流戦「水の祭典」も無事に終えることができました。
今年も多数の先輩方にお越しいただき、感謝申し上げます。
引き続き行われた「竹下コーチと過ごす会」にも、多くの方にご参加いただきました。
重ねて御礼申し上げます。
次年度の「水の祭典」(レセプションの部)は2011年11月26日(土)午後5時〜、関西学院会館で開催する予定です。
予めご予定を空けておいていただければ幸いです。
posted by KGUSTスタッフ at 00:14| スタッフ(今村)より

2010年11月15日

『弦泳』完成

弊部の年間活動報告を兼ねた部誌『弦泳』(第24号)が本日、納品されました。
今年は3年生の松本卓也が編集責任者として、春先から準備を進めてくれました。
私も現役時代に担当しましたが、原稿依頼をはじめ入力作業、広告集め等、それなりに骨が折れる作業です。
まずは労をねぎらってやりたいと思います。
ただ大学生としては、痛い変換ミスが数点ありましたので、「優」獲得は微妙です。
OB・OG各位の判定に委ねたいと思います。
『弦泳』は、今週末の「水の祭典」にお越しの方には直接配布いたしますので、それまで楽しみにお待ちください。

さて、新チーム発足から45日が経過しました。
練習も徐々に厳しさを増してきています。
3週間後には新チーム初の公式戦が控えていますが、まだ身体の重い、太めの選手がいます。
そろそろ本腰をあげて、絞っていかなければなりません。

本年度のスポーツ推薦の結果、来春はかなり有望な新人が複数入部してくれることになりました。
迎える先輩部員たちの闘志にも火がついたことと思います。
一人ひとりが自立(律)した、連帯感の強いチームに向けて、さらなる精進を重ねてくれることでしょう。
来る「水の祭典」では、皆様からもぜひ叱咤激励してやってください。
お待ちしております。
posted by KGUSTスタッフ at 23:12| スタッフ(今村)より

2010年09月12日

今季終了

9月3日〜5日まで東京辰巳国際プールで開催されました日本学生選手権をもちまして、今季の活動を終了しました。
すでにホームページに掲載しておりますのでご承知のことと存じますが、男子400継で何とかB決勝に残ったこと以外は特筆するようなものはなく、今季もベスト16の壁に跳ね返される結果となりました。
全国の舞台でベストを更新し、皆で30点獲得、という目標を掲げていましたが、厳しい現実と直面しました。
冬場の陸上トレーニングによって選手の体格は見違えるほどに発達しましたが、インカレでは大半の選手が「ガス欠」したような気がします。
原因は多々考えられますが、もう一度水泳の原点に帰って、来季は臨みたいと考えています。

竹下コーチのご葬儀には、OB・OG各位はもちろん、多くの水泳関係者の皆様にご参列いただきました。
この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。
まだ気持ちの整理がついておりませんが、天国の竹下コーチの叱咤激励に耳を傾けながら、これからも学生と共に歩んでいきたいと思います。

この1年間、OB・OGをはじめ関係者各位の多大なご支援を賜りました。厚くお礼申し上げます。
来季は、新主将・田島初(文3)、新主務・藤原賢二(文3)のもと、10月2日から全体練習を始動いたします。
引き続きご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
posted by KGUSTスタッフ at 19:20| スタッフ(今村)より

2010年08月03日

関西学生選手権の報告

関西学生選手権が7月30日〜8月1日、大阪プールで開催されました。
個々の結果は、すでにホームページに掲載しておりますので、要点だけ報告させていただきます。

総合順位ですが、男子は1部4位、女子は1部7位で、男女ともインカレ団体出場権を確保しました。
残念ながら女子は目標の1部残留を果たせませんでしたが、強豪ひしめく関西女子水泳界でよく戦ったと思います。
そのことは何よりも400継、800継の関学新記録樹立が証明しています。
高校時代に全国大会とは無縁だったひ弱な乙女たちが、かつての偉大な先輩たちの記録を破ったわけです。
よくぞここまで成長してくれたと、頼もしく感じました。
男子に比べ少人数で厳しい環境ですが、そのハングリー精神を今後も維持し、精進してほしいと思います。

男子は昨年より一つ順位を下げ、得点も30ポイント減らしました。
9月のインカレに目標を定めているとはいえ、大阪体育大、天理大学に粘り負けした感は否めません。
手足が披露で痺れる極限の状況下で、どこまで高い技術を維持できたか。
もしくはそんな極限に至らないよう、コンディションを整えたり、より効率のよいストロークを追究したり、できたのか。
辰巳でモンスター軍団と相対するまでに、一段の努力と精度の向上が必要と省みました。

個人では、中村が200FRで、ルーキーの出井が200IMでそれぞれ関学新記録を樹立しました。
特に中村は、ダイナミックな泳ぎを活かし、400FRで唯一の優勝を飾ってくれました。
しかし、大教の生田先生、びわこの白木先生からご指摘いただいたように、「もったいない」面があり、その修正に努めなければ、ようやく出た芽もすぐに枯れてしまいます。
幸い本人は体型に似合わずスマートな頭脳の持ち主であり、主旨は理解してくれたと思います。
ほかにも頑張ってくれた選手が多数いますが、長くなるので控えます。

最後に、今回残念ながらレギュラーになれなかった4年生の米本、平田、山田、そしてマネジャーの宇野。3日間、いや大会前から、悔しさを乗り越え、選手のサポートに尽力してくれたことに、改めて感謝します。
OB・OGの皆様。彼らはきっといい大人になると思います。
食事にでも誘って、労をねぎらってやってください。
posted by KGUSTスタッフ at 00:38| スタッフ(今村)より

2010年07月12日

ミラクル・ガールズ!

関西学生まで残り3週間を切りました。
学生たちは、定期試験の勉強とともに、最終仕上げの段階へと入っています。

そんな中、一昨日、昨日と天理チャレンジが開かれ、驚異的な記録が飛び出しました。
筆頭は1年生の神野。
100バタで2.5秒、200バタで5秒、ベストをそれぞれ更新し、暫定ですが、ジャパンオープンの制限記録を自身初めて突破しました。
本人に感想を聞いたところ、「泳いでいるときの感覚はいつもと違って、やたらと進むなという感じでした。前回の神戸市民大会の結果は散々でしたが、自分の課題を見つけることができ、この1カ月、フォームの修正に努めてきました。それが功を奏したのだと思います」と、自分でもまだ信じられない様子でした。
神野は大阪・箕面高校出身。
歴代の同校出身選手は皆、研究熱心で、クラブ活動に真摯に取り組んでくれています。
彼女もそんな箕面のDNAをしっかり継承していますので、今後さらに飛躍してくれるものと期待が高まります。

今大会ではほかにも好記録が続出しました。
1年生の山本(麻)、小林(広)、大和は、神野に続けと、それぞれベストを更新。
3年生の平原は50FRでまたしてもベストを更新し、ジャパンオープンの標準記録(暫定)を突破しました。
リレーでも1泳の遠藤がベストを大幅に更新。その勢いは後の泳者にも引き継がれ、好記録でインカレの制限記録を突破しました。
調整なしで挑んだ試合だけに、KGミラクル・ガールズの活躍にはさずがに脱帽しました。

男子では3年生の松本が奮闘しました。
100バタで1秒、ベストを更新。関西学生に向けて弾みがついたと思います。
1年生の一ツ矢、斉藤の中距離コンビも復調の兆しが見えてきました。

次はいよいよ関西学生です。
OB・OGをはじめ関係各位のご声援、よろしくお願いいたします。
吉報をお届けできるよう、準備に努めます。
posted by KGUSTスタッフ at 23:23| スタッフ(今村)より

2010年06月14日

“ウシロ”向きなガッツポーズ

6月6日の兵庫学生、同12、13日の神戸市民大会と、関西学生、日本学生のレギュラーを決める試合が終わりました。
個々の結果は、ホームページにアップしておりますので、ご参照いただければと思いますが、今年も熱のこもったレースが随所に飛び出しました。

両試合の主役、ベストレースは、あくまでも私見ですが、4年生の後河内(うしろこうち)だったと思います。
兵庫学生で100、200背泳ぎのベストを更新し、1週間後の神戸市民大会でさらにその記録を伸ばしました。
初日の200では、健闘及ばず僅差でレギュラーを逃しましたが、翌日の100では前半から果敢に飛び出し、ベストラップで折り返しました。
残り50では、後輩・田島が猛烈な追い上げを見せましたが、タッチの差で勝利。
全体として見事な逃げ切りレースを展開しました。

勝利の瞬間に“ウシロ”がガッツポーズを見せましたが、試合で彼のガッツポーズを見たのは、初めてのことです。
国技の相撲をこよなく愛する彼らしく、そういった行為は自重してきたはずですが、この日は喜びが抑えきれなかったのだと思います。
その後、すぐにスタンドの応援席に深々と一礼した姿を見て、不覚にも涙腺が緩みました。
また敗れはしましたが、田島の力泳も見事でした。
田島と縄田、今別府の後輩3人がいたから、ウシロもここまで向上できたのだと思います。

ウシロは就職活動でも粘りを見せ、意中の金融機関から内定を得ました。
背泳ぎでは常に4番手の選手で、大試合には縁のない日々が続いていましたが、腐ることはありませんでした。
そして、4年の歳月をかけて、ようやく主役の座を自らの力で掴み取りました。
一風変わった?青年ですが、彼は弊部の誇りです。
次の舞台は関西学生。
念願の1分超えと決勝進出をかけて臨みます。
OB・OG各位におかれましては、他の部員ともどもご注目いただければ幸いです。

そのほかでは、松本&縄田の九州高校3年コンビの復調、女子3年生陣の好調持続、中村の安定感、平谷の躍進、などが目に留まりました。
その半面、レギュラーを逃した学生は厳しい現実と向き合うことになりました。
とくに4年生には、「おつかれさま」としか、今はかける言葉が見当たりませんが、これからも別の観点からチームを牽引してくれたらと期待しています。
レギュラーは、来週の関西学生夏季公認の結果を待って、発表する予定です。

関西学生まで残り1カ月半、日本学生まで残り2カ月半。
レギュラーに選ばれた学生は、出場できない部員たちの意を汲みとって、精進を加速させてもらいたいと思います。
posted by KGUSTスタッフ at 21:35| スタッフ(今村)より

2010年05月05日

陽春の足跡

新年度を迎え、はや1カ月が経過しました。
更新が久しく途絶えておりましたこと、まずはお詫び申し上げます。
改めて以下、4月の足跡を簡潔にご報告いたします。

11日、尼崎スポーツの森で開かれた関西学生春季室内選手権に出場しました。
新チームにとって調整をかけた初の試合とあって、遠藤、平原、田島、中村がベスト更新、6月のジャパンオープンの標準記録を突破するなど、随所に好記録が飛び出しました。
高速水着をめぐる規定変更の影響が心配されましたが、ベストもしくはそれに近い記録を打ち出した選手が予想よりも多く、少し安堵しました。
冬場に体幹強化に努めた成果が実ったものと思いますが、新入生にとっては総じてほろ苦いデビュー戦となりました。

13日から東京辰巳国際プールで開かれた日本選手権は、記録だけを見ると惨敗でした。
出場者5人ともベスト更新はならず、新たな課題を生んだ結果となりました。
ただ、那須野の100Flyは好記録であり、インカレに向けて一条の光明をかざしたと思います。

25日には「関関戦」(関西学院大学、関西大学対校戦)が敵地・関西大学で開催されました。
結果は、本学・上ヶ原勢が相手方・千里山勢を下し、今季の目標を一つクリアしました。
近年、両校の力は拮抗しており、今年も各レースで接戦が見られましたが、男子2、3番手の力がやや本学に分があったことと、女子フリーリレーの勝利に象徴されるように関学女子の予想以上の力泳が勝因と捉えています。
特に平原、遠藤の3年生女子コンビの活躍には脱帽しました。

30日には、恒例の新入生歓迎コンパを関西学院会館で催しました。
今年は、競泳部門に13名、水球部門に5名、計18名の新入生が入部しました。
これで部員数は計70人を超え、水上競技部の記録をまた更新しました。
後輩が増えることは嬉しい限りですが、その半面、管理上すでに限界を超えており、頭が痛いのも事実です。

5月はゴールデンウィークの強化合宿を皮切りに、質的にハードな鍛錬が続きます。
6月には、ジャパンオープン、兵庫学生、神戸市民大会と、関カレ、インカレのレギュラーを決める重要な試合が続くため、部員の闘志も最高潮に達しつつあると思います。
熾烈なレギュラー争いが今年も繰り広げられるでしょうが、怪我と悔いのない日々を過ごしてほしいと願うばかりです。

最後になりましたが、連休中、激励に来学いただきました諸先輩に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
次回は決算を無事終えたころに更新いたします。
posted by KGUSTスタッフ at 16:42| スタッフ(今村)より

2010年03月19日

もうひとつの卒業

大学の卒業式が昨日、執り行われました。
今年は、水上競技部から8名が巣立ちました。
彼らの残した功績は、今さら述べるまでもありません。
13日に開かれた追い出しコンパでは、彼らの口々から関係各位への感謝の気持ちと後輩への熱いメッセージを繰り返し聞くことができました。
水泳で培った人間力を生かし、次のステージでも“Mastery for Service”を追求してもらいたいと思います。

4年生とは別にもう一人、卒業を迎えた後輩がいます。
大学院生の今西君です。
2005年3月文学部卒業後、心理学をさらに究めるため、大学院へ進学。修士課程2年、博士課程3年を経て、16日、卒業しました。
しかも博士学位(心理学)を取得しての快挙です。
練習後、図書館で勉強する姿をよく目にしましたが、水泳にも勉強にも真摯に取り組む、わが部の模範生です。
人格的にも申し分ありません。
実直な彼らしく、今日わざわざ職場にあいさつに来てくれました。
4月から自動車メーカーの研究所で勤務するため、明日上京するそうです。
現役引退後もよくプールに顔を出し、後輩たちに声をかけてくれました。
マスターズでも同じチームで泳いでくれました。
さびしくなりますが、前途を祝したいと思います。

今年も次の言葉で結びます。
「わたしたちは知っているのです。苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。希望はわたしたちを欺くことがありません」(ローマの信徒への手紙5章3節〜5節)

(追伸)私事ですが、4月1日付で広報室から財務部へ異動となりました。ますますプールから足が遠のきそうです。。。
posted by KGUSTスタッフ at 20:45| スタッフ(今村)より

2010年02月20日

しっかり勉強しなさい!

ノーベル平和賞受賞者で「もったいないキャンペーン」の提唱者、ワンガリ・マータイさんの講演会が本日、西宮上ケ原キャンパスで開催されました。
核廃絶や気候変動をめぐる地球環境問題など、マータイ博士から多くの提言がありましたが、学生へのメッセージとして以下を残されました。
「あなた方は今、準備期間なのです。だからしっかり勉強しなさい。しっかり勉強してこそ、Masterへとつながります」「挑戦しなさい。挑戦から逃げてはいけません。そして打たれなさい。打たれることであなたはまた強くなります」
関西学院のスクールモットー“Mastery for Service”(社会と人のために自らを鍛えよ)を踏まえた、マータイ博士ならではの力強い言葉でした。
水上競技部の学生は、学部での勉強と水泳にとにかく励め、ということでしょう。
来週末はジャパンオープン、再来週末は関西学生春季室内選手権と試合が続きます。
眼前の練習やレースに全力で臨まないと、それこそ時間と自分の才能が「もったいない」。
マータイ博士の講演を拝聴し、再認識しました。

説教じみた文章で恐縮です。
今日は、練習のため聴講できなかった学生に向けて書きました。
posted by KGUSTスタッフ at 21:07| スタッフ(今村)より

2010年01月26日

新年を迎えて

新しい年を迎え、早、ひと月が経ちました。
寒暖が激しく往来する日々が続きますが、皆様ご健勝のこととお慶び申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

学生は現在、定期試験に臨む一方で、大学プールがメンテナンスのため、塚口スイミングスクール、母校、出身スイミングスクール、関西大学、各位のご支援を受け、個別に練習しています。
全体練習の再開は2月3日となっております。

1月16、17日には、コナミオープンに出場しました。
各自の記録だけを見ると寂しいものがありますが、新たな発見もあり、とても意義のある大会となりました。
今秋から本格的にコア・トレーニングに取り組んでいますが、いくら回数を重ねても一つひとつの動作がいい加減な選手は、レース後半に泳ぎが崩れていました。
逆に体幹強化が図れてきた選手は、終始安定したフォームで泳げていたと思います。
高速水着をめぐる喧騒もありますが、結局は日々のトレーニングの問題だと認識するに至りました。

3年生は就職活動がいよいよ本格的に始まります。
すでに伊藤忠商事の多田先輩、資生堂の山田先輩、ワコールの冨井先輩など、複数の先輩方に学生の就職支援をお願いし、ご協力いただいておりますが、さらに多くの諸先輩のお力を頂戴できればと考えております。
学生を取り巻く情勢は厳しさを増しておりますが、皆様の職業観や仕事の内容などを後輩に語っていただき、人生の指針を与えていただければ幸甚に存じます。

最後に一般入試が2月1日から始まります。
受験生の皆さんのご健闘を祈念しております。
今春、桜満開の上ヶ原の地でお会いできることを楽しみにしております。
posted by KGUSTスタッフ at 21:49| スタッフ(今村)より

2009年12月07日

まずまずの出足

関西学生冬季公認記録会が昨日、京都・アクアリーナで開催されました。
新チームにとって初めての公式戦でしたが、12月は鍛練期に設定したことから、特に調整することなく、前日も通常どおり2部練習を行いました。
個々の結果はホームページに掲載しておりますので、ご確認いただければと存じます。
全体的には、ベスト更新率は低かったものの、筋肉痛にあえぐコンディションの中ではまずまずの内容であったと考えております。
来年4月から「高速水着」が着用できないことから、あえて旧型水着で挑んだ選手もいました。
フォーム改良中の選手には、試行錯誤しながら泳いでいる様子が感じられました。
いずれもその姿勢は評価に値すると思います。

新チームでは、高速水着時代の終焉を受け、体幹を中心としたフィットネス強化を目標に掲げています。
他大学のように早朝からプールが使用できないこともあり、その分、平日毎朝8時に集合し、1時限目の授業が始まるまでの約30分間、腹筋100回×3〜5セットとスタビライゼーション・トレーニングを実施しています。
その成果もあってか、徐々に泳ぎ(特に上半身)のぶれが改善されてきた選手が増えてきたように思います。
昨日のレースでも進化の一端を随所に垣間見ることができました。
ただ、スタート、ターン、フィニッシュなど細かな技術はまだ粗さが目立ち、課題も残りました。
映像を確認しながら、改善に努めていきたいと思います。

今後の活動ですが、12月24日から28日まで、岡山県で合宿を行います。
年内は28日で終了し、年始は4日から再開する予定です。
冬季休暇中、部員はそれぞれ帰郷します。
母校や地元のスイミングクラブでお世話になる者もいると思いますが、関係者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
posted by KGUSTスタッフ at 21:31| スタッフ(今村)より

2009年12月01日

90年の歩みを振り返って

創部90周年記念式典を兼ねた「水の祭典」が11月28日(土)、大学プールと関西学院会館で開催されました。
今年も多数のOB・OGにご参集いただきました。
改めましてお礼申し上げます。

当日、お配りした部誌『弦泳』にも記載のとおり、水上競技部は1919年(大正8年)、滋賀・膳所中学出身の横井時直先輩によって創設、翌1920年(大正9年)に学院から正式に認可されました。
ここからは米田満関西学院大学名誉教授の著書『関西学院スポーツ史話〜神戸原田の森篇』を元に、水上競技部の創設期を振り返ってみたいと思います。

本著によると、横井先輩は当初、端艇部に所属されていました。
1919年(大正8年)に同部が廃止されると、自身が泳ぎ達者でもあったことから、水泳部の創設を決意。学内に「水泳部創設、部員募集」の立看板を掲げられました。
そして翌年、当時の運動部長に水泳部創設のための予算計上を直訴、承認を得たと報告されています。

その後、横井先輩の意志は粕谷二郎先輩(のこぎり音楽のパイオニア!)に引き継がれ、さらに笹森四郎先輩らの指揮のもと、1923年(大正12年)には部名を「水上競技部」に変更。部長に河上丈太郎先生(関西学院退官後、政界入り。元社会党委員長)を迎え、体育会への加盟が正式に認められました。

翌1924年(大正13年)、一人のスーパールーキーが入部します。
茨木中学出身の石田恒信先輩です。
石田先輩は同年の第8回オリンピック(パリ大会)に200メートル平泳ぎと100M背泳ぎの2種目に出場、関西学院史上初のオリンピック選手として関学スポーツの隆盛を鼓舞されました。
また同年9月には、第1回早関定期戦を大阪で開催。この早稲田大学との対抗戦は学生スポーツの東西対抗の草分けとして、報じられています。
さらに翌1925年(大正14年)、関西学生選手権で初優勝。以来長きにわたって関西水泳界の牽引役としての役割を果たしました。

以上、駆け足で創設期を確認しましたが、ここで挙げたのはほんの一例です。
水上競技部には3大会連続五輪出場の馬渕かの子先輩をはじめ偉大な、ユニークな先輩がまだたくさんおられます。
現役生にとってはその一端を感じられた90周年記念式典であったと思います。

また、式典では関西学院大学ラグビー部前監督の牟田至さんにご講演いただきました。
貴重なお話をご披露いただき、本当にありがとうございました。
ラグビー部の関西2連覇、おめでとうございます。
弊部にとっても励みになりました。

次の大きな記念行事は10年後の100周年事業になるかと思います。
しかしその前に優勝祝賀会を開催できるよう、努めてまいります。
OB・OG、学生の父母の皆様、関係者各位のさらなるご支援をお願い申し上げます。

“Keep this holy fire burning.”(−この聖なる火を絶やさぬように− C.J.L.ベーツ第4代関西学院院長)

長文ご容赦ください。
posted by KGUSTスタッフ at 00:23| スタッフ(今村)より

2009年10月16日

小さくても偉大な指

本日までの3日間、元日本代表のIさんにお越しいただき、研修会を開催しました。
ここではすべてを書ききれませんが、五里霧中の航海に一条の光明がさす、すばらしいレクチャーを受けました。
学生たちも目を輝かせて、Iさんの話に耳を傾け、その一挙手一投足に注目していました。

今回の一番のポイントは、小指への意識の持ち方。
これまでの見識では理解しきれずにいたことが、すべて解決しました。
膝の「たたみ方」も合点がいきました。
世界一のターン技術もご披露、ご伝授いただきました。
陸上トレーニングもチェックしていただきました。
3日間でご教授いただいた内容は、今後の練習に生かし、反復していきたいと思います。

最後になりましたが、改めましてIさん、そしてOBの啓介君に感謝いたします。
本当にありがとうございました。
苦難が予想されるシーズンを迎えますが、躍進をお約束いたします。
posted by KGUSTスタッフ at 22:02| スタッフ(今村)より