2009年12月07日

まずまずの出足

関西学生冬季公認記録会が昨日、京都・アクアリーナで開催されました。
新チームにとって初めての公式戦でしたが、12月は鍛練期に設定したことから、特に調整することなく、前日も通常どおり2部練習を行いました。
個々の結果はホームページに掲載しておりますので、ご確認いただければと存じます。
全体的には、ベスト更新率は低かったものの、筋肉痛にあえぐコンディションの中ではまずまずの内容であったと考えております。
来年4月から「高速水着」が着用できないことから、あえて旧型水着で挑んだ選手もいました。
フォーム改良中の選手には、試行錯誤しながら泳いでいる様子が感じられました。
いずれもその姿勢は評価に値すると思います。

新チームでは、高速水着時代の終焉を受け、体幹を中心としたフィットネス強化を目標に掲げています。
他大学のように早朝からプールが使用できないこともあり、その分、平日毎朝8時に集合し、1時限目の授業が始まるまでの約30分間、腹筋100回×3〜5セットとスタビライゼーション・トレーニングを実施しています。
その成果もあってか、徐々に泳ぎ(特に上半身)のぶれが改善されてきた選手が増えてきたように思います。
昨日のレースでも進化の一端を随所に垣間見ることができました。
ただ、スタート、ターン、フィニッシュなど細かな技術はまだ粗さが目立ち、課題も残りました。
映像を確認しながら、改善に努めていきたいと思います。

今後の活動ですが、12月24日から28日まで、岡山県で合宿を行います。
年内は28日で終了し、年始は4日から再開する予定です。
冬季休暇中、部員はそれぞれ帰郷します。
母校や地元のスイミングクラブでお世話になる者もいると思いますが、関係者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
posted by KGUSTスタッフ at 21:31| スタッフ(今村)より

2009年12月01日

90年の歩みを振り返って

創部90周年記念式典を兼ねた「水の祭典」が11月28日(土)、大学プールと関西学院会館で開催されました。
今年も多数のOB・OGにご参集いただきました。
改めましてお礼申し上げます。

当日、お配りした部誌『弦泳』にも記載のとおり、水上競技部は1919年(大正8年)、滋賀・膳所中学出身の横井時直先輩によって創設、翌1920年(大正9年)に学院から正式に認可されました。
ここからは米田満関西学院大学名誉教授の著書『関西学院スポーツ史話〜神戸原田の森篇』を元に、水上競技部の創設期を振り返ってみたいと思います。

本著によると、横井先輩は当初、端艇部に所属されていました。
1919年(大正8年)に同部が廃止されると、自身が泳ぎ達者でもあったことから、水泳部の創設を決意。学内に「水泳部創設、部員募集」の立看板を掲げられました。
そして翌年、当時の運動部長に水泳部創設のための予算計上を直訴、承認を得たと報告されています。

その後、横井先輩の意志は粕谷二郎先輩(のこぎり音楽のパイオニア!)に引き継がれ、さらに笹森四郎先輩らの指揮のもと、1923年(大正12年)には部名を「水上競技部」に変更。部長に河上丈太郎先生(関西学院退官後、政界入り。元社会党委員長)を迎え、体育会への加盟が正式に認められました。

翌1924年(大正13年)、一人のスーパールーキーが入部します。
茨木中学出身の石田恒信先輩です。
石田先輩は同年の第8回オリンピック(パリ大会)に200メートル平泳ぎと100M背泳ぎの2種目に出場、関西学院史上初のオリンピック選手として関学スポーツの隆盛を鼓舞されました。
また同年9月には、第1回早関定期戦を大阪で開催。この早稲田大学との対抗戦は学生スポーツの東西対抗の草分けとして、報じられています。
さらに翌1925年(大正14年)、関西学生選手権で初優勝。以来長きにわたって関西水泳界の牽引役としての役割を果たしました。

以上、駆け足で創設期を確認しましたが、ここで挙げたのはほんの一例です。
水上競技部には3大会連続五輪出場の馬渕かの子先輩をはじめ偉大な、ユニークな先輩がまだたくさんおられます。
現役生にとってはその一端を感じられた90周年記念式典であったと思います。

また、式典では関西学院大学ラグビー部前監督の牟田至さんにご講演いただきました。
貴重なお話をご披露いただき、本当にありがとうございました。
ラグビー部の関西2連覇、おめでとうございます。
弊部にとっても励みになりました。

次の大きな記念行事は10年後の100周年事業になるかと思います。
しかしその前に優勝祝賀会を開催できるよう、努めてまいります。
OB・OG、学生の父母の皆様、関係者各位のさらなるご支援をお願い申し上げます。

“Keep this holy fire burning.”(−この聖なる火を絶やさぬように− C.J.L.ベーツ第4代関西学院院長)

長文ご容赦ください。
posted by KGUSTスタッフ at 00:23| スタッフ(今村)より